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50代男性 朝起きる時の腰の痛み

みなさんこんにちは。2代目院長です。

先日、少し変わった症例がありましたのでご紹介したいと思います。


50代男性、3年以上前より腰の痛みがあり、特に朝起きる時の痛みを訴えていました。

その他にも、重いものを持ち上げようとしたり、顔を洗う動作などでも痛みが出るとのこと。

そして特徴的な症状が、気をつけてゆっくり動くと痛みは出ないが、ついつい忘れて素早く動いてしまうと腰が砕けるような痛みが出るそうです。


1回目

詳しく検査を行い、代償性のゆがみと右骨盤、第4腰椎にサブラクセーションが見られたため治療。筋肉の圧痛や神経は検査するも問題なし。少し動きが改善したため1回目は終了。


2回目

1回目の施術後、痛みが1010で全く変化なし。

詳しく可動域の検査をすると、ゆっくり動くと痛みや、ツッパリ感もそれほどありません。この時点で関節の引っかかりや筋肉が固まっている可能性は低いと考えられます。

神経の検査で多少変化が出たので坐骨神経のモビリゼーションを行い2回目は終了。


3回目

2回目の施術後、痛みは1010で同じく変化なし。

この時点でアプローチを変えることを決断。動きの途中で痛みが出ることから関節の不安定が原因の可能性があるため、骨盤を安定させるプロトコルを行いました。

アダクタープルバック、ブリッジヒップリフト、ヒップアウトを行うと、その場で痛みが103へ。

その後、ホームエクササイズとしてヒップアウトを指導し、終了。


4回目

来院した時点で当初の痛みは100へ。

プロトコルを行い、より骨盤を安定させるため、ブリッジヒップリフトを指導し終了。


今回のケースは非常に珍しいケースで、通常の施術では全く変化がありませんでした。この方は、トレーニングが好きで以前より無理な負荷をかけた腹筋などを行なっていたようで、その頃に身についた間違った体の使い方が今回の原因だったと推測されます。アウターマッスルばかり使う癖がついてしまい、関節を安定させるインナーマッスルがほとんど使えていないため、動きの際に関節が衝突し、痛みが起こっていたようです。


関節の不安定感が原因の特徴的な症状は、気をつけて動けば大丈夫だが、気を抜いて動くと鋭い痛みが出ることです。

皆さんも、トレーニングをする際は正確に行うようにお気をつけください。


それではみなさん、おだいじにどうぞ。

(`・ω´)ゞビシッ!!